【Flutter】dio 5.0.0がリリースされたのでマイグレーションガイドなんかをね

概要

どうも、@daiki1003です！

先日、dioのサポートが終了したとして、Twitterを賑わせていましたね。
また、dioの作者である方から、dioのサポート終了と、dioxへの正式な引き継ぎがIssueベースで発表されていました。
今では、dioxへの変更内容がdioに5.0.0として反映されている状態です。

本記事では、そんな経緯で新たな旅路をスタートさせたdio 5.0.0へのマイグレーション内容をメモ的に記していこうかと思います。

・以前のDioを使っていたけど、何がどう変わっているのか？
・何を修正しなければいけないのか？

などが分かる記事になっているかなと思います。

筆者環境

名前	バージョン
Flutter	3.7.3
Dart	2.19.2
dio(Before)	4.0.6

コンパイルエラー

HttpClientAdapter

Before

dio.httpClientAdapter = DefaultHttpClientAdapter();

After

dio.httpClientAdapter = HttpClientAdapter();

BaseOptionsのtimeout指定がDurationに

Before

BaseOptions(
  baseUrl: '${Env.apiBaseUrl}/api/v1/',
  connectTimeout: 30000,
  sendTimeout: 30000,
  receiveTimeout: 30000,
)

After

BaseOptions(
  baseUrl: '${Env.apiBaseUrl}/api/v1/',
  connectTimeout: const Duration(seconds: 30),
  sendTimeout: const Duration(seconds: 30),
  receiveTimeout: const Duration(seconds: 30),
)

DioErrorType

enumの定義が変わっています。

Before	After
DioErrorType.connectTimeout	DioErrorType.connectionTimeout
DioErrorType.response	DioErrorType.badResponse
DioErrorType.other	DioErrorType.unknown
–	DioErrorType.badCertificate
–	DioErrorType.connectionError

全体で見るとこの様に変わっています。

Before

enum DioErrorType {
  connectTimeout,
  sendTimeout,
  receiveTimeout,
  response,
  cancel,
  other,
}

After

enum DioErrorType {
  connectionTimeout,
  sendTimeout,
  receiveTimeout,
  badCertificate,
  badResponse,
  cancel,
  connectionError,
  unknown,
}

現状、筆者の元で変更しなければならないのはこの辺のみでした！

誰かのお役に立てば。

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