【cocos2d-x】ループ内でvectorの要素の削除

c++

概要

簡単な様で意外と難しいvector要素の削除。

基本方針は以下です。

// 0 〜 4が入ったvector型変数numbersを用意
std::vector<int> numbers {0, 1, 2, 3, 4};
    
// aとbを除きたい
int a = 1;
int b = 3;

// iteratorで内部要素を回し、該当値であればその要素を削除
for (auto itr = numbers.begin(); itr != numbers.end(); itr++)
{
    if(((*itr) == a) || ((*itr) == b))
    {
        numbers.erase(itr);
    }
}

まず、やりたい事を順当にコード化するとこんな感じですが、
ある程度コーディングをしている人はこれが危ない事にはすぐに気付きます。
eraseをした時点で内部要素が全て前にずれて来ますので、実行時にクラッシュしますね。

そして、これを解決した事のある人は、以下の解決方法をまず思い浮かべるのではないでしょうか。

そうか、最後の要素から逆に走査、比較、削除を行えば良いんだと。

例えば、iOSではNSArrayのインスタンスに対して、reverseObjectEnumeratorなるメソッドを投げるとそんなのが返って来たな、cocosでも出来ないかな、なんて考えます。

これが、あるんですよね。

c++ Reference std::vector::rbegin
c++ Reference std::vector::rend

こいつがreverse_iteratorを返してくれてitr++するとvector要素を逆に走査してくれます。

そんなこんなで以下のコードを書きます。

for (auto itr = numbers.rbegin(); itr != numbers.rend(); itr++)
{
    if(((*itr) == a) || ((*itr) == b))
    {
        numbers.erase(itr);
    }
}

これで、安全に要素が消せる…!

ところがしかし、eraseの引数はiterator型でないと駄目だとコンパイラに怒られる始末。。。

おい、一体どうすれば良いんだよと途方に暮れ、ようやく出来たのが以下のコード。(このブログトップの写真のコードです。)

ループ内でvectorの要素の削除をするのはこれ!

auto itr = numbers.begin();
while (itr != numbers.end())
{
    if(((*itr) == a) || ((*itr) == b))
    {
        itr = numbers.erase(itr);
    }
    else
    {
        itr++;
    }
}

ポイントは、numbers.erase(itr)の返り値をitrに代入する事。
erase(itr)は要素を削除し、その次の要素を返してくれるそうです。

誰かのお役に立てば。

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